騒音で通報していいの?警察に相談するメリット・デメリット

マンションなどの集合住宅で暮らしていく上で、避けて通れないのが騒音問題です。ある程度の騒音はしょうがないとしても、我慢にも限界があります。騒音問題を解決するには、時間をかけて、管理会社を通して対応してもらうのが一般的です。しかし、今すぐ対応してもらいたいような騒音の場合、警察を呼ぶ事が頭をよぎるかもしれません。

はたして騒音問題で警察を呼んでもいいものでしょうか。ここでは様々な騒音の種類を紹介し、対応の仕方を考えます。警察を呼んでいいかどうかの判断の助けにして下さい。

これって騒音?どのくらいの音なら騒音なのか

そもそも、「うるさい」というのは主観的な感覚です。警察を呼ぶかどうか判断する時に、今聞こえている音が警察を呼ぶほどの騒音なのかどうか、どのように客観的に判断すればよいでしょうか。

一般的な騒音レベル

一般的に、騒音と認められる音量は昼間は55デシベル以上、夜間では45デシベル以上というレベルの音です。

これを日常生活に照らしてみます。

    <日常に出る音のレベル>

  • 静か(20-30デシベル)
  • 普通(40-50デシベル)
  • うるさい(60-70デシベル)
  • 非常にうるさい(80デシベル以上)

静か(20-30デシベル)な音

ささやき声の会話から、木の葉の触れ合う音、郊外の深夜のような、ほとんど聞こえないような音がこのレベルになります。

普通(40-50デシベル)の音

静かな事務所や、家庭用のクーラーの室外機、静かな住宅地の昼間程度の音がこれにあたります。

うるさい(60-70デシベル)

乗用車の音、普通の会話、洗濯機、トイレ、騒々しい街頭やセミの鳴き声などがこのレベルです。一般的にこのレベル以上が騒音とみなされる場合が多いようです。

普通の会話も60デシベルとのことなので、人の声には要注意ですね。

非常にうるさい(80デシベル以上)

布団たたき、麻雀パイをかき混ぜる音、犬の鳴き声、ピアノ、カラオケ店内などがこのレベルです。

騒音の敷居は意外と低い

このように、日常生活で出る生活音でも、騒音と呼んでよいレベルのものが多くある事がわかります。壁を通して我慢できないような音が聞こえてくる場合、遥かにこのレベルを超えている可能性があります。「自分が神経質かも」と悩む必要はありません。

ちょっとまって!警察を呼ぶ前にできること

いくら騒音がうるさくても、まずは警察を呼ぶ前にできるだけの対策はしておきたいものです。

管理人に連絡をする

管理人がいるマンションでは、まずは管理人に相談してみましょう。直接苦情を言った場合は、逆恨みなどで嫌がらせされたりする恐れがあります。管理人を通すことでこのようなリスクを避ける事ができます。

夜間の場合は、管理人が不在になるマンションもあるので注意が必要です。

手紙などの書類をポストに入れる

手紙の場合、すぐに読んでもらえるかはわかりませんが、どんな音に、どのように困っているのか、冷静に伝える事ができます。自分の部屋番号や名前を書いておくかどうかは難しいところです。逆恨みされても困りますが、無記名の手紙は、かえって不審に思われます。

訪問して苦情を伝える

騒音を出している相手の住戸に、直接訪問して苦情を伝えるのは、こちら側がどのように困っているのか伝えるよい機会です。しかし、相手が聞く耳をもたない態度だったりすると、こちらも逆上しかねません。冷静に対応できなければ、かえって逆効果になる可能性もあります。もともと顔見知りである場合などを除き、あまりおすすめはできません。

呼んでよかった?警察を呼ぶメリット、デメリット

警察を呼んだ場合のメリットをまとめてみます。

    <警察を呼ぶメリット>

  • すぐに騒音が収まる
  • 今後も騒音を出さないよう注意するようになる
  • 逆恨みされるリスクが低い
  • 直接自分で対応するストレスがない

警察を呼ぶとデメリットもある

警察を呼んだ場合、デメリットも考慮しておく必要があります。軽擦の警告には強制力はありません。警察が説得に失敗した場合、反発してより騒音が酷くなってしまう可能性もあります。

また、小規模マンションでは、誰が通報したのかすぐにわかってしまう場合もあります。このようなポイントを踏まえた上で、警察を呼ぶべきかを判断しましょう。

どっちに連絡?交番か110番か迷ったとき

警察に連絡する場合、最寄りの交番に相談する場合と、110番する場合があります。騒音の苦情の場合、どちらが適しているでしょうか。

騒音の苦情は110番へ

騒音の問題は、一度注意をしたからといってすぐに収まらない事例が多いのが現状です。緊急ではないからと110番への通報を躊躇して、交番に対応をお願いして一旦は収まったとします。しかし、その後騒音が収まらず、同じ交番に二回、三回と相談を繰り返すうちに、次第に相手にしてもらえなくなる可能性があります。

一方、110番へ通報する場合は、何度通報しても対応に変わりはありません。騒音の通報は、110番が適していると言えます。

これだけはやっておきたい!警察に連絡前にするべき事

いざ警察に電話した時、うまく内容が伝えられなければ警察側も迅速に対応してくれません。警察に電話する前に騒音の状況をまとめて置くとよいでしょう。

ふだんからこまめにメモを

今まさに起きている騒音に対しての通報なら、何時ごろから始まり、どのような音が、どれくらい継続しているか、簡単にまとめてみましょう。

また、継続的に悩まされている騒音であれば、発生日時、時間帯、音の種類、どのくらい続くか、どのように困っているか、等を、ノートのような形でメモに残しおきましょう。

まとめ

マンション住まいにおいて、隣近所の騒音に悩まされている人はとても多いものです。耐えられなくなった場合、直接苦情を言いに行くのも簡単ではありません。

一般的に騒音と認められる音量は、普通の会話や洗濯機の音など、日常生活で出る音もその範囲という事がわかりました。ある程度の音はお互い様とは言え、我慢できないほどの騒音の場合は迷わず110番で警察に連絡すれば、きちんと対応してもらえます。

余りにもしょっちゅう警察に連絡するのも考え物です。「どうしても我慢できない」「今すぐ騒音を止めてほしい」という、ここ一番の場合に、適切に対応してもらいましょう。

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