住民同士の解決は要注意!耳障りな給湯器の騒音の原因と対策は?

マンションやアパートの騒音トラブルというと子供の泣き声や楽器の音を思い浮かべることが多いですが、意外と耳障りなものとして給湯器の音が挙げられます。給湯器は時間を問わず使われる物ですから、夜中に隣の給湯器の音で眠れないということもあるのではないでしょうか。夜勤などで生活リズムが異なる人などに使用時間帯を考慮してもらうというのも無理な話です。

しかし、騒音の種類によっては健康被害にすら発展することさえもあるでしょう。もっとも家賃を支払って生活しているわけですから、自分の生活を害するような騒音問題は一刻も早く解決する必要があります。

ここでは給湯器の騒音の原因とその対策を紹介します。

故障でなくても音は出る!給湯器の騒音の原因は?

まず、給湯器は燃料を燃焼させて水を加熱させるものですから、正常に動作していても音は発生します。ガスコンロを使うときのような「ボー」という音はは恒常的に発生するのです。

異音に聞こえる音でも正常な場合もある

特に冬場に多いのが、低く唸るような音です。これは内部の凍結防止用の装置が作動していることで発生する音で、故障ではありません。

故障の可能性が高い音は?

問題は、甲高い「ピー」という音や小さい爆発のような音がするケースです。たとえば笛のような甲高い音がする場合、燃焼する際のガスと空気のバランスが崩れていたり、内部のファンを回すモーターが故障していたりするケースが多いです。

危険な不完全燃焼

また小さな爆発音のような音が場合、不完全燃焼となっている可能性が高いです。不完全燃焼は騒音だけでなく、一酸化炭素中毒などを引き起こすこともあり大変危険です。このような場合は早急な修理が必要です。

給湯器の寿命は意外と短い!比較的新しい建物でも要注意!

一般に給湯器の寿命は8~10年といわれていますので、住んでいるマンションが築10年以上だとこのような故障の可能性も高いといえます。比較的新しいマンションでも騒音が起こることは大いにありえます。

近くの部屋の給湯器がうるさいときはどうすればいい?

前述のように、給湯器の騒音には故障ではないものもありますが、それでもうるさいものを我慢するわけにはいきません。特に低く唸る(=低周波音)を聞き続けることで、不眠だけでなく吐き気や耳鳴り、頭痛などを催すことさえあります。

まずは管理組織に相談!

このような騒音に悩まされている場合、建物の瑕疵という可能性が高いのでマンションの管理組合や管理会社に相談することをお勧めします。この際に、実際に聞こえる騒音をスマートフォンやICレコーダーを用いて録音しておくと非常に説明がスムーズになります。その後はマンションの管理組合ないし管理会社が給湯器の業者を派遣して調査・修理という流れになります。

契約書を確認しよう!

入居の際に取り交わした契約書の中に、瑕疵についてどこまで管理会社が保障するかの項目が書いてあるのでそれを参照しましょう。契約の範囲内で建物の瑕疵ということになれば基本的にかかった費用は管理会社の負担となりますので気軽に相談することをお勧めします。

トラブルの原因に?住民同士での解決は避けたほうが無難!

気をつけなければいけないのが、騒音となっている給湯器を使用している部屋の住人に直接苦情を言うことです。住人も、まさか自分の部屋の給湯器が騒音の原因になっていると思っていないでしょうから、直接押しかけて苦情を言ってしまうと思わぬ人間関係のトラブルを生んでしまうこともあります。

正当な使用をしている場合の責任はあくまで管理組織!

もしかしたら、当該の部屋の住人もその騒音に悩まされているかもしれません。正当な使用をしていて騒音がする場合はあくまで建物の瑕疵ということになりますので、住民同士の直接交渉による解決を図ろうとせず、管理組合または管理会社を通すほうが無難です。

欧米諸国に対して遅れを取っている!日本の低周波騒音被害に関する法整備

欧米諸国には、給湯器を含めたさまざまな機器に対する低周波騒音を規制する法律を制定している国も多くあります。

遅れる日本の法整備

対して日本ではこのような法整備は進んでおらず、騒音被害の解決の大きな妨げになっています。法規制が無いため、メーカーや管理会社に対して強制力を持った設計・設置基準が定められておらず、被害が拡大しています。

低周波騒音の場合、壁などの構造物の振動を生むことが多く、防音材の設置など通常の騒音対策だけではなかなか解決しません。根本的な解決をする場合は機器を影響のない場所に移設するか稼動を停止するしかない場合が多いです。

実際に訴訟にまで発展したケースも!

数年前にあった給湯器の低周波騒音被害の裁判では、メーカー側の負担で機器を撤去するということで和解が成立しました。

これを踏まえて、消費者庁が一部メーカーの給湯器製品に対して調査に乗り出しました。しかし、依然として騒音に悩まされている人が多いのが現状です。

このような場合、業者・自治体に騒音の計測を依頼してそのデータをもとに管理会社ないしメーカーに相談すると効果的です。

まとめ

以上のことをまとめると

    <給湯器騒音の原因と対処法>

  • 甲高い音や小さい爆発音がするときは故障の疑いあり!
  • 騒音を録音して管理組合・会社に相談
  • 住民同士の直接解決は避ける
  • 低周波音被害の場合には計測をすることでさらに効果的に

大きな音や聞きなれない音がしたからといって故障とは限りませんが、生活に支障を及ぼすような騒音である場合には管理組織に連絡をしましょう。その際に実際の騒音を録音して契約書の内容を確認しておくとスムーズです。

住民同士の直接的な解決はトラブルの原因になる可能性が高いので避け、あくまで今までどおりの近所付き合いをするように心がけましょう。

低周波被害に関してはメーカーの保障が受けられる場合があります。具体的な騒音の計測をして公的調査機関に相談しましょう。

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